体に染み込ませる

ニッケルハルパ

先日、フォークダンスの勉強会でのことです。

最初のうちは楽しく弾いていました。

ところが、久しぶりにOrsaを弾いたところから分からなくなってしまいました。

リズムが、アクセントが、テンポが。

今までどう弾いていたのかも、そもそもどう弾いてたのかもすっかり抜け落ちてしまいました。

弾けない。弾けない。分からない。

Rättvikも、Bodaも、Bondposkaも。

比較的自信のあったBingsjöも弾けなくなってしまいました。

とてもショックで、それからずっと考えていました。

なぜ、弾けなくなったのか。

どうすればまた弾けるようになるのか。

一つのヒントを見つけました。

最近、ダンスのことや音楽のことを知ったつもりになっていたのではないか。

体ではなく頭で弾いていたのではないか。

いわゆる、傲り。

そう考えると腑に落ちました。

調子に乗っていたのだ。

今回弾けなくなったのは、その戒めだ。

まだまだ知らないことばかり。

もっとたくさん学ぶことがある。

それに気づくことができで良かったです。

もう一度初心に帰る。

インプットの量が圧倒的に足りない。

頭ではなく、体で覚えていく。

忘れないように、体に染み込ませる。

ニッケルハルパを始めた頃のように、もっと音楽を浴びる。

もう一度、弾けるようになりたい。

いや、弾けるようになる。

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