Hoppvals efter Erik Nilsson
Föllinge
Snoa
hoppvals(ホップヴァルス)をgoogle検索すると、イケア(IKEA)の断熱ブラインドがたくさん出てきますが、この動画はそれとは別物です。
snoaはガンマルダンスの一種で、snoaはもちろんのことpolkaやpolkettの曲に合わせて踊ることが多いです。
そしてこの曲、タイトルに「hoppvals」とあります。
通常vals、hoppvalsは3拍子ですが、この曲は2拍子です。
何かの間違いかな?いや、何かあるのだろう。
そう思い調べてみました。
結果スウェーデンのWikipediaに「hoppvals」の項目がありましたので以下グーグル検索の力にすがりながらの拙訳です。
「hoppvalsはvalsの一種で、スウェーデンでは19世紀半ばに登場し、広まったとされています。 Rørosなどノルウェーの一部では、ポルカをhoppvalsと呼んでいます。」
つまりこの曲自体は元々ノルウェーの曲である可能性が高いといえます。
そしてそれをスウェーデンに持ち込んだ、というかスウェーデンで弾いていたのがエリック・ニルソン(Erik Nilsson)と考えられます。
地図で確認するとFöllingeの隣の隣はノルウェーですので、自然な流れでノルウェーの音楽も伝わっていたのではないでしょうか。
※スウェーデンの曲のタイトルにある「efter 〜」は、「〜にちなんだ」「〜が弾いていた」という意味合いで、必ずしもその人が作曲したわけではありません。
作曲したというのが明確な場合、「av 〜」となります。
ちなみにエリック・ニルソン(Erik Nilsson もしくは Eric Nirsa)はJämtland出身のクラリネット奏者だそうです。
(出典:Wikipedia)
これで疑問は(ある程度)解消されました。
というわけで、心置きなくレッツsnoa。
3拍子のhppvalsについては、いずれご紹介できるよう準備中です。
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この動画では三廻し弾いています。 もしよろしければ練習の際に音源としてお使いください。 そして今度リアルダンスパーティーが開催された際には、 是非生演奏でご一緒させてください。
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この曲はOアーカイブから発掘しました。
Oアーカイブについてはリンク先の動画説明欄にてご紹介しています。