工具の扱いに慣れる。
木のクセを知る。
そういった理由で、本当は練習をするといいのですが。
習うより慣れろ、ということで、いきなりはじめました。
木に書いてあるより深くならないように切り出す。
一言で表すならこんなシンプルなことでも、実際には非常に大変です。
実際に大変なポイントは、
- バンドソーは切っているうちに少しずつ斜めに進んでいくので、常に軌道修正しながら切る必要がある。
- バンドソーは無理な力が入るとローラーから外れてしまう。
- 日和すぎて線より遠くを切ると後のやすりがけが大変になる。
- かといって近すぎる場所で切ると後の調整ができなくなる。
- 本番用の部材を使っているので、絶対に失敗できないというプレッシャー。
実際は、最初に刃を入れる時がプレッシャーのピークでした。
あとは「失敗したらもうどうにでもなれ」という意識が少しずつ芽生えます。
結局は慣れが大事。
とりあえず右の側板を切り出しています。
写真では結構際を攻めている感じがしますが、これはかなりヤスリで整えたもの。
左側を切り出すときは最初からこれくらいできるようになりたい。
ちなみにこのガイドライン、形が設計図と少し異なっているので、現物合わせをする予定です。
話によるとニッケルハルパの制作はサイズとか形とかが職人さんによって微妙に異なるそうなので、まずはSörenさんの図面とビルディングマニュアル通りに作ることを目標にします。
守破離、守破離。