弓の持ち方を研究する

テノールニッケルハルパ

テノールニッケルハルパはニッケルハルパより大きいです。

説明するよりも見ていただく方が早いですね。


右がニッケルハルパ、左がテノールニッケルハルパです。

ニッケルハルパと比較するとボディサイズは一回りくらい大きくなっています。

弦長は少し長く、弦そのものも太いです。

写真ではわからないのですが、重さもあります。

弓はニッケルハルパと同じサイズのものを使っています。

ちなみに僕は左利きなのでテノールニッケルハルパもレフティ仕様になっています。

このサイズの違いは実際の演奏にどう影響を与えるか。

大きなものは弓の持ち方です。

ニッケルハルパと同じように持つと綺麗な音が鳴りません。

ギコギコと摩擦音だけが出てしまいます。

弦の長さや太さに弓が負けてしまうような感じです。

かといって強く押さえつけるように弾くと同じくギコギコしてしまいます。

それだけでなく身体に負担がかかってすぐ疲れてしまいます。

腕や手の重みを上手に使って音を出すようにしたい。

そこで今参考にしているのがチェロの弓の持ち方です。

なぜチェロかというと、大きい楽器でニッケルハルパと同じような弓の持ち方をするからです。

チェロの弾き方をそのまま持ってくることはできないので、大事だと思うところを抜き出しています。

弓に乗せる指を増やす。

弓を包むように持つ。

など、力を入れずに弦に圧をかけられるような持ち方を探っています。

チェロの勉強をして少し変わりました。

身体が楽になり、音も鳴るようになってきました。

まだまだ発展途上ですが、少しずつ前に進んでいる感覚があります。


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